かつお節削り器(鰹削り器)
「かつお削り器」は本枯れ節を削るための調理道具です。
削りたての鰹節を初めて食べた人はまずその香りに驚かれる事でしょう。少量でも伝わるその香りは、美味しい出汁のうま味を想像させてくれます。
削り立てならではのうま味、味わいを、香りをお楽しみ下さい。
●当店のかつお削り器について
ひとつひとつが全く同じではなく、木目の出具合や木の色目が画像と違います。
仕様は同じになります。裏面の四隅に滑り止めが付いています。
■カンナ刃の材質について
ヤスギハガネの青紙となります。
刃の原料には色々な鋼の素材が配合されています。
■カンナ台と箱の木の種類について
引き出し部分は「桐」、カンナ台は「樫」です。
ただ、その他の部分(蓋と箱部分)に関しましては、
その時の材料の仕入れの状況で変わっております。
そのため、常に同じ材木ではありません。
カンナ刃とカンナ台は国内で製造、箱の部分は海外で日本企業が製造をしています。
国内で価格的に1万円以内のものを作るのは難しく箱の部分に関しては海外での製造です。
現在(2008.05)、金物業界全体が価格改正をしています。
また、木の材料も値上がりしており2008年度内、または2009年度になったところで当店の削り器も(仕様はそのままに)価格の見直しをする予定です。
■塗装について
人体に影響がない食品衛生法適合塗料となります。
いわゆる柿渋や紅柄(べんがら)などの
エコ塗料ではありません。
■お手入れについて
使用後はそのままにせず、鉋台や鉋刃を軽く拭いて鰹の油分や塩分を取り除いて下さい。
また削り箱の中に花かつおが残っていると虫などが付くことがありますので
たまに削り箱を天日干し(鉋台は陰干し)することをお勧めします。
●かんなのプロ。大工さんに聞きました
知り合いの大工さんに、かつお削り器の鉋台の修正や鉋刃の研ぎについてのお話を伺いました。
鉋台が長い程鰹節の助走がつきますので、かつお削り器はやはり大きい方が削りやすいそうです。
鉋台も厚い方が狂い(反り)も少なく長もちするそうです。
ちなみに当店の鉋台(箱ではなく鉋のついている台です)は・・
縦227mm x 横74mm x 高さ25mm ・鉋刃は・・縦65mm x 横55mm x 高さ5mm・・です。
厚いものを選びました(^^)
『鉋は日に当てない!!!』大工さんの常識だそうで日に当たっていると厚い鉋台も狂い(反り)が出るそうです。
凸状に反ってしまった場合、または何年も使い込んで凹んできた場合・・
鉋台を平らに修正をしなければ均一な厚さの花鰹が 削れません。
大きく修正しなければならない場合は専門家(大工さんや金物店)に相談して下さい。
わずかな程度なら平らな台の上にサンドペーパーを貼り修正する鉋台を擦り合わせます。
もちろん鉋刃を抜いてから修正して下さい。
研ぎについて・・とにかく砥石の面を真っ平らにしてから研ぐ事がコツだそうです。
また鉋刃を2枚重ねて研ぎ面を広くして研ぐと、ぐらつかなくなるそうです。
●かつお削り器の刃の刃研ぎについて 実費にてメンテナンスの対応をいたします。
当店お買い上げのかつお節削り器につきましては実費(往復送料・手研ぎ代500円)にて『手研ぎ』での刃研ぎをいたします。機械研ぎの場合、刃が極端にちびってしまう場合がございます。できれば手研ぎでのお手入れがお薦めです。
鰹節は脂分や色々な成分を含んでいますので刃が痛みやすいです。ですから刃の管理は必須ですが、日々きちんと管理をすれば美味しい鰹節がいつでも削れます。お使いの後にさっと手ぬぐいなどで刃についた削りカスを取り除くだけで長もちします。
●お買い上げが不安なお客さまへ かつお節削り器のお試し企画
かつお節削り器は鰹節を削る以外になかなか用途が見出せない調理器具です。
お鍋のように、煮たり、炒めたり、またボウルの代わりにしたり・・はできません。
ですので、鰹節を削らなくなったらそれで役目はなくなってしまいます。
かつお節削り器の値段をみると「ちょっと試しに買ってみようか」という事は
なかなかできないと思います。
また、人によっては鰹削りは簡単にできない場合もあります。
ですので当店では「簡単に削れます!」とは言いません。
鰹削りはコツが必要だったり、慣れるまでに少し時間がかかる場合もあります。
当店ではそのような事がないようにかつお節削り器のお試し企画 >>をしております。
興味はあるけれど、本当に使い続けられそうか不安な方や
一度でもいいから味わってみたい人にご利用いただいています。
もちろん永く使っていくうちにわかる事もたくさんありますが、
まずは試しに使ってみたい場合など貸出し企画をぜひご利用くださいませ。
お買い上げになられた場合は、金物店で刃を研いでもらう時に文章だけではわからないメンテナンスのポイントをぜひお聞きになって永くお使いいただければと思います。









