自分でできる天日干し
干す事でうま味が出る乾物。
生の美味しさとは違ったうま味が味わえるのも『干す』という作業をしているから。また保存性もグンとよくなります。
干すという作業はとても簡単なので、ちょっと、しなっとなってしまった昆布や干し椎茸など気軽に干してみて下さい。
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● 天日干しについて
乾物はその名の通り、乾かした食べ物。
昔は機械などありませんでしたから、干す作業は天日干しが当たり前でした。その季節、季節の太陽や風にあてて出来上がる乾物。干す事によって旨味や栄養価が増すのです。今は、衛生環境や流通の変化で機械乾燥を選ぶものも増えています。ですので「天日干し」が一つの価値になる事もあります。
これは干物などにも言えるようです。当店の場合、すぐに乾きやすく衛生面で心配のない『隠岐あらめ』や『板わかめ』『昆布』などは天日干しのものですが、『あご(飛魚)の煮干』や『椎茸』は機械乾燥です。あご(飛魚)などは身が厚い上に、煮干の製造が梅雨時分だけなので、乾きが悪く衛生面で非常に厳しいものがあります。
また、椎茸は島根産なのですが、島根の気候からなかなか天日干しに適した日が年中そうそう続きません。
昔はそこに住む人たちの需要だけでしたので、様子をみて干して適当なところで使ったり、また再度干してみたりしていたのですが、全国流通を想定した場合、お届けまでの流通の間の保存状態も心配です。
ですので、当店は商品によって乾燥の仕方を選んでいます。
そう思えば地産地消というのは本当に理にかなっていると思います。
● 干し椎茸を自宅で天日干し → 栄養価を高めるために
干し椎茸を使う前にぜひお薦めしたいのが自宅での天日干しです。
干し椎茸の傘を上にしないで内側のひだの部分を日に当て数時間。
ベランダなどでお皿やざるにあけて日にあてて下さい。
当店の干し椎茸は機械乾燥です。一般に出回っている『天日干し』表示の干し椎茸のほとんどが機械乾燥との併用だったり、仕上げに少し天日に干したりしたものです。完全天日干しはなかなかお目にかかれません。もちろん無くはないですが、残念ながら当店にはルートがない状況です。当店は完全な天日干しで無ければ『天日干し』と表示する気にはなれませんので、機械乾燥とご説明しています。
天日干しで処理した干し椎茸も袋に詰めてから数カ月で、天日干しによって得たビタミンDが減ってきます。ですので、機械乾燥、天日干しにかかわらずできれば使う前に自宅で天日干しにするのがおすすめです。
このビタミンDはカルシウムを骨に吸着させる働きをします。カルシウムだけを摂取してもそのほとんどは体の外に出てしまいますので、ビタミンDの補給はとっても大事です。
干し椎茸の旨味は生の椎茸では味わえない独自の香りです。これも干す事によって生まれる効果。椎茸の風味とパワーを増す作業が天日干しです。
● 昆布や煮干しを自宅で天日干し → 保存状態を良くするために
昆布は湿度が少なく梅雨のない北海道で天日干しをしますので乾燥に関しては問題がありません。漁師さんの干す腕も当店の自慢です。
お買い上げいただいてからの保存状態などで、やや湿気ったりした場合は天気の良い日に天日干し(昆布の場合日陰干し)をしてみて下さい。 昆布が適度に乾き保存状態が良くなります。
また同じく煮干も天気のいい日に干しますと、保存状態が良くなります。









