出雲のお雑煮
出雲地方の代表的なお雑煮は鰹と昆布の合わせだしにお醤油風味のお吸い物仕立て。特徴は地元で採れる天然の十六島岩海苔(うっぷるい岩海苔)が入る事です。
■ 和食の出汁 >>
■ 鰹と昆布の合わせ出汁 >>
■ 煮干しの出汁 >>
■ あご(飛魚)出汁の取り方 >>
■ 椎茸の出汁 >>
■ 鰹節の削り方 >>
■ 昆布の力で醤油と酢が変わる >>
■ 自分でできる天日干し >>
● 全国お雑煮あれこれ
全国それぞれの土地でお雑煮の中身は全く違います。『お雑煮』という総称はあれどその中身のバリエーションの広さは驚く程。
全国的にどんなものがあるのかざっと調べてみました。まず、味を分けると大きく3つ。澄まし汁仕立て。赤味噌仕立て。白味噌仕立て。
しかし、その中にも出汁は鰹か?鶏肉か?昆布か?地元の珍しい煮干しなのか?などに分かれ、お餅も丸餅を入れるのか角餅を入れるのかに分かれ、焼いたお餅なのか煮たお餅なのかなどがあります。
味付け、お餅の形、調理法、これだけでも一体何通りになるのでしょうか?
さらに、具を調べていくと、もう限り無く様々なお雑煮のパターンが出来上がります。なんと、調べていると中には餡餅を入れるところも!かと思えばお餅は入れないところもあるとか・・・。お餅の入らないお雑煮もあるようです。
餡餅の入ったお雑煮・・出雲に住む私からすれば本当にびっくりですが、出雲にも小豆の入ったお雑煮があります。いわゆるぜんざいのようなものになります。家によってはお正月3が日、日替わりでお雑煮が変わるところもあります。
● 出雲のお雑煮
出雲のお雑煮はとってもシンプルです。
鰹と昆布の合わせ出汁に塩で味付け薄口醤油で風味付け。丸餅を煮たものを入れ、具は香り高い十六島海苔(うっぷるい海苔)がメイン。後はそれぞれの家庭で違いますが、我が家の場合はセリが入るくらいです。画像はあまりに寂しかったのでイクラをのせてみました。かなりシンプルなお雑煮です。
野菜などの大きな実は入りませんし、お肉やお魚なども使いません。シンプルながら海苔の香りと出汁のうま味がしみじみと味わい深いお雑煮です。
県外から帰ってお正月を迎える人には懐かしいこのお雑煮。県外からやってきた人にはちょっと物足りないお雑煮?かもしれません。島根は東西に長いので県内でもお雑煮状況は違っているようです。このシンプルなお雑煮は東部に多く見られるもののようです。
当店ではそんな出雲のお雑煮の材料をセットにしています(毎年年末に販売しています)。地元の岩海苔もですが、うちは乾物屋ですので、出汁の部分の材料にも自信があります。
お餅や海苔は島根産です。
島根の米処、仁多(にた)をご存知の方もおられるのでは?
その仁多産の丸餅と、島根ブランドでもある香り高い十六島海苔(うっぷるい海苔)です。シンプルだからこそ素材が命。
それぞれ単品でも十分力のある素材ばかりです。
出雲のお雑煮をお楽しみ下さい。








