鰹節の出汁(だし)の取り方
出汁(だし)は料理の基本です。
出汁のとり方は様々です。基本はあってもこれが正しいというものはないように感じます。色々な料理の本にある「出汁のとり方」も微妙に違う部分があって様々ですし、飲食業をされている店主さんの出汁の取り方もそれぞれに工夫をされたり、使っている食材との相性を研究したりされています。
ここでは基本となる一般的な取り方をご紹介します。
■ 和食の出汁について >>
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●鰹の旨味と昆布の旨味は和食の美味しさの基本
出汁は料理の『味付け』とは少し違います。ですが、出汁がきいていないと何だか味気なくなります。だしの美味しさは「うま味」。このうま味が効いていると、料理は俄然美味しくなります。
また、美味しい出汁がとれていれば、味付けは控えめでも十分満足できる優しい味付けができます。
もし、料理の味付けが決まらない場合、物足りなさは、醤油や塩ではなく「出汁」かもしれません。
● 鰹節の出汁(だし)の取り方
材料
水・・・・・約2リットル
鰹節・・・・約30g
鰹節を加える前に、沸騰し出汁の温度を下げます
煎茶が熱湯では美味しく出ないように、
鰹だしも沸騰したところでは美味しく出ません。
差水をして出汁の温度を下げるか、火を止めます。
温度が下がったらすぐに、鰹節を入れます。火を止めて下げた場合は火を入れます。
沸騰したら20〜30秒くらい煮出します。沸騰している間はアクを取り続けます。
アクをこまめに取る事は澄んだ出汁を取るのに欠かせない作業です。
(澄んだ出汁というのは、透明という意味ではありません)
キッチンペーパーで鰹節を濾します。ゆっくり濾すと出汁が澄んで綺麗になります。まろやかで、自然な甘味をほんのり感じる、後味のいい出汁の出来上がりです。
● 鰹と昆布の出汁 美味しさの秘密
昆布に含まれているうま味の成分、グルタミン酸。グルタミン酸は、
多くの天然食品に含まれていますが植物性の食品に多く含まれています。
離乳食で昆布出汁を使うと、赤ちゃんはちゃんとその『うま味』を感じ取ってくれます。
母乳の中にもグルタミン酸が含まれていて、実は離乳食以前にその『うま味』を感じ取っています。
鰹節に含まれるうま味の成分イノシン酸と、昆布に含まれるグルタミン酸を合わせると、うま味の相乗効果が増します。
● 鰹と昆布の出汁の保存
鰹と昆布の出汁は少しづつ取るよりも、ある程度の量を取った方が美味しくとれます。2、3日分をまとめて取ると美味しく、その都度出汁を取らずにすみます。
保存は、冷凍がお薦めです。冷凍庫の匂いがつかないように、ジップロックなどに入れ、しっかり封をして板状にしておくと、使う分だけ割って使用できます。
翌日使用なら、冷蔵庫でそのまま保存も可能です。
また、製氷器で氷らせ、匂いが移らないようにジップロックに保存するやり方もあります。
冷凍していても風味が飛びますので、1週間くらいで使い切るのがお薦めです。
● 鰹と昆布の出汁のだしがら利用法
お馴染みですが・・やっぱりふりかけ ・・
だしがら(昆布、鰹)が冷めたら細かく刻みます。
刻んだだしがらを鍋に入れて水分がなくなるまで炒ります。
砂糖、醤油、みりんを加えて焦げ付かないように炒り煮にします。
好みの柔らかさに(しんなり感)に仕上げます。最後に胡麻を入れても。
最後のだしを出しきった無駄のない一品です。
● お客様より手作りふりかけの画像をいただきました \(^_^)/
『この日は鮭の身をほぐしてお茶漬けを作りました。サイトを参考にお出汁をとった出汁がらでふりかけに挑戦してみました。(手作りのふりかけは初めて作りました) ふりかけの感想・・・これはマジで美味いです。市販のふりかけより香りが高く、茶漬けにもとってもよく合いました。作るのも簡単で、途中から火加減に気をつければ失敗もありません。出汁がらがポロポロになって、鍋にくっつきだす頃が出来上がりの合図ですね』









