あご煮干し(飛魚煮干し)の製造の様子:松ヶ枝屋

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割りあご(あご煮干し)
製造の様子

あごの煮干しは上品でスッキリとした甘味と独自の旨味がある出汁がとれます。
煮物、味噌汁など色々な料理に使えますが、特に麺類(蕎麦、うどん、ラーメン、素麺など)にはよくあいます。
割り身の状態ですので、出汁が出やすいです。
当店の品の中でもリピ−タ−さんの多い商品です。

あご煮干しの製造見学へ隠岐へ行きました

出雲から港のある美保関まで車で1時間、港から高速船で1時間半。さらに車で30分。
たった3時間の移動でしたが陸地を3時間移動するよりも、島への移動はずっと遠くへ来たような感じです。


生産者の方の自宅に続く作業場で、この日は6人がかりで作業をしていらっしゃいました。

1年で製造ができるのは6月と7月のあご(飛魚)が捕れる時期のみ。
漁さえあれば日曜、祝日返上で製造です。

では、さっそく当店のあごの煮干しの製造過程をご紹介します

あごの煮干し原料まず、目に入ったのは前日の夕方に水揚げされた新鮮なあご。

製造作業は早朝から始まりますので、それまであごは、氷水に入れてあります。お刺身でも食べられるほどに鮮度抜群。ピチピチのあごです。そんなお魚だから美味しい煮干しになるんです!

あごが一番大きいのは6月の後半あたりだとか。

見学した日のあごは「ちょっと小さくなってきた」との事でした。それでも約25センチ以上の大きさです。だいたい1キロの煮干しを作るのに70匹くらい使うそうです。

あごの煮干し製造作業場作業場はこんな感じ。土間の上は汚れも無く、
想像していた生臭いにおいもありませんでした。

まずは頭とはらわた取り

飛魚の煮干し製造作業場さて、一番初めの作業は頭を取り、はらわたを出す事です。


1匹1匹、慣れた手付きで処理がされていきます。どんどん処理が進むのですごく簡単に『見える』のですが・・・。

飛魚はらわた">はらわた取りの作業はだいたい5人くらいでするそうです。この日はお魚の量が少ないということで2人で作業をされていました。

雌の場合は卵があるのでそれを丁寧に取り除きます。この卵はそのまま商品になります。

あごの卵、本当に丁寧に取り扱っていらっしゃいました。
これ、煮付けると美味しいんですよね(*^_^*)

身をきれいに

飛魚の煮干し製造過程次に、処理したあごのはらわたの部分を、たわしの付いた機械で1匹1匹こすってきれいにします。

画像はきれいにした後のあごです。血が付いていたはらわたの部分があっと言う間に白くなります。

これまた見ているには簡単そうな作業ですが、手際よくできるようになるには時間がかかりそうです。きれいにしたあごは、すぐに流水につけていきます。

あごの煮干し製造過程電動グラインダーに、亀の子たわしを巻き付けて改造したお手製の機械です。確かに市販されてる機械では無さそうでした。お手製の「はらわた掃除マシーン(^^)」を使うと、あっという間にはらわたがきれいになります。

煮干しの『煮』の作業 これは難しそうです (>_<)

あごの煮干し製造作業場次はあごを熱湯で煮ます。

火にかけた大釜は二つ。かなりグラグラいっています。ザルに入ったあごをザルごと釜に入れ約5分煮ます。

どんどん出てくるアクを手際よくすくいながら、そしてお湯がふきこぼれないようにさし水もしていきます。

時計を見ながら2つの大釜を一人で管理しておられました。
煮過ぎると身がバラバラになってしまうそうです。
ちょうどいい煮加減でザルを引き上げなければいけません。
これは見るからに難しそうな作業でした。

中骨取りをして身を割ります

あごの煮干し製造作過程釜から引き上げられたあごは、三枚におろしていない状態なので、まだ中骨がついています。ザルから1匹1匹取り上げ、乾燥機に入れる受け皿に並べていきます。 あごの煮干し製造作業場

いよいよ乾燥です 

あごの煮干し製造過程そして、乾燥機に入れる前にこれまた手作業で1匹1匹の中骨を取っていきます。その時に身が二つに分かれます。
やっとで乾燥した状態の時と同じ形になりました。

ホカホカの身を味見させてもらいました。柔らかい白身でほどよい塩加減。
お醤油なしで美味しくいただきました。干すとここに旨味が加わります。

いよいよ最後の仕上げ。機械乾燥です。

昔は天日だったそうですが、今は機械乾燥です。何と言ってもあごの身が厚いので何日も干さないと乾かないため、衛生面などから今では機械が主流です。

機械でも一晩は乾燥機に入れっぱなしだそうです。
温度は初めから高温で。空気口の調節をしながら仕上げます。

あごの煮干し製造過程新鮮なあごを手早く加工し煮干しにします。煮干し製造の行程はほとんどが手作業の連続でした。

出来上り。あごの煮干しです。

あごの煮干し(飛魚の煮干し)手間はとてもかかるのに皆さんの手際のいい流れ作業で、新鮮なままにどんどん加工されていく様子は見ていて本当に惚れ惚れしました。

取り除いた頭とはらわたは畑の肥料に。中骨は砕いて粉末にし、煮干しの粉末と混ぜて使ったり肥料にしたりするそうです。捨てるところはまったくありませんでした。

生のお魚を扱っていらっしゃるのに、作業場の床にはゴミが一つもありませんでした。たった1匹の丸の魚を料理する時の我が家のゴミの方が多かったです(汗)また、作業場は生臭い嫌な匂いもありませんでした。

とにかく手作業、手作業の連続。大量のあごを黙々と加工していらっしゃる皆さんの様子を見て、直接買って下さったお客様の声をぜひ生産者の方に届けたい・・・、また作っていらっしゃる人の様子をお客様に伝えたい・・・と、販売者の義務として改めて思いました。 見学をして改めて商品の本当の価値をお伝えできるお店作りをこれからも続けていこうと思いました。

おまけ よく見かけるあごの煮干し

普通に出回っているあごの煮干はこんな感じでしょうか。

当店の煮干しは頭とはらわたを取り除き、割ってあるのが特徴です。

商品:あごの煮干し
■ 品 名  割りあご(飛魚の煮干し)
■ 生産地  島根県隠岐の島
■ 内容量  250g
■ 価格    1725円 (消費税込み価格)
■ ご注文数量 袋 
■ 賞味期限 お届け時期によって異なります。半年から1年となります。
■ 保存方法 密封容器か瓶に入れて冷暗所で保存
■ その他  酸化防止剤は使っていません

▼ 業務用1kg入りもあります

■ 品 名  割りあご(飛魚の煮干し)
■ 生産地  島根県隠岐の島
■ 内容量  1kg
■ 価格    5750円 (消費税込み価格)
■ ご注文数量 箱 
■ 賞味期限 お届け時期によって異なります。半年から1年となります。
■ 保存方法 密封容器か瓶に入れて冷暗所で保存
■ その他  酸化防止剤は使っていません

●当店のほたて割りあご(飛魚の煮干し)について

業務用1kg入りは箱入りです。この商品は毎年6月〜7月に製造、1年分を発注して仕入れをします。そのため、年度途中の追加仕入れができない品です。業務使用で年間使用量がおわかりの場合、年間分を新物時期(6月)にご予約いただければ1年分の確保が確実です。ただし、製造量が限られていますので年間50〜60キロ以上はお受けできない場合がございます。お問い合わせ下さいませ。
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